バリカタン演習および米国主導のアジア太平洋戦争に対する共同ウェビナー
日時: 2025年4月28日(月) 午後19時~21時 場所:Zoom にて開催 登録はこちら → https://bit.ly/balikatan 米国とその同盟国と、中国とその同盟国との間で経済的および軍事的な対立が激化しています。トランプ政権は、インド太平洋地域における経済的および軍事的な力を主張することにコミットしており、フィリピンはこの支配を確保するために戦略的な役割を果たしています。これは、フィリピンへの3億3600万米ドルの軍事援助の承認を通じて明らかにされています。 毎年、フィリピン政府は米国の利益に従属する姿勢を示し、バリカタン演習(フィリピンと米国の共同軍事演習)を開催しています。バリカタン演習は、アジア太平洋地域における軍事力の積極的な誇示であり、米国とフィリピンの両軍が中国との戦争に備えることを目的としています。2025年のバリカタン演習は史上最大規模で行われる予定で、全面戦闘シミュレーションが含まれ、世界中の米国の同盟国も参加する予定です。南シナ海周辺地域(台湾、日本、フィリピンなど)は、米国の「アイランドチェーン戦略」の一部であり、中国を封じ込めるための地域として位置づけられています。 日本の石破首相は、2025年のバリカタン演習において、日本軍が初めて完全に参加するため、フィリピンを訪れる予定です。今年の演習では、日本の海上自衛隊が米国およびフィリピンの艦船と共に南シナ海で共同パトロールを行います。また、日本の参加はフィリピン諸島全体で行われる「完全戦闘シミュレーション」を含みます。フィリピン、オーストラリア、米国、そして日本から15,000~16,000人の兵士が2025年4月と5月に参加する予定です。日本政府は17隻の海上保安庁巡視船の艦隊を供与しており、フィリピンは日本の公式な安全保障援助の最大の受益国でもあります。 今こそ、世界中の米国の同盟国がフィリピン、台湾、そして韓国における米国主導の軍事拡大に参加しており、私たちは世界中で行動を起こし、反対の声を上げるべき時です。南シナ海の軍事的緊張を即時に緩和し、非軍事化する必要があります。アジア太平洋の平和を愛する人々は、南シナ海の問題に対する政治的解決を支持する必要があります。外交が中心に立ち、米国の干渉なしに関係する全ての国々が共に政治的解決策を話し合うことが必要です。 AWC(アジア共同行動)、Migrante Japan、JCHRP(フィリピン人権擁護団体日本支部)は、バリカタン演習と米国のアジア太平洋地域における軍事的関与の影響について議論するための共同オンラインフォーラムを実施します。 Asia Wide Campaign AWC